社会人になると、学生時代ほど愉快なことや楽しいことは少なくなる、と言われています。実際に私自身、学生時代が特別楽しかったわけではないのですが、今になって振り返ってみると、働いている今よりも、自由が多かった学生時代が懐かしくなります。しかし、いつまでも回顧している場合でもなく、今、楽しいことをやろう、と思い立ち、社会人サークルを作りました。社会人サークルを行う上で、まず活動内容を決めないといけません。学生時代は、学校の規則や先生の指導があって活動内容は決められたりしましたが、社会人になると、さすがに自分自身の行動に責任をもって、活動内容を決めないといけません。しかし、ご安心ください。サークル活動ですので、恐ろしく難しいことをするわけではありません。私は、学生時代は文芸部をやったこともあり、また読書が好きであり、お話を作ることはさらに好きなので、文章系の活動をしてみました。

実際には、同人小説を書いて、同人誌即売会へ出る活動です。実際に活動するとなると、学校の部活とは違い、社会人サークルの場合、活動日や活動時間もまちまちです。仕事の都合などがなく、活動できる日が活動日であり、休日などで時間を取ることができる暇が見つかったときが活動時間となります。このへんが規則的に動く学校の部活と違います。社会人にもなると、ましてややらなくてもいい趣味のサークル活動をやるので、なんとかして時間を捻り出して、活動しないといけません。そして肝心の活動内容は、もちろん書くことです。書くために必要な資料や本をネット通販や本屋から集めてきて、時間が取れる日に、ひたすら読み込みをやります。またお話を考えるわけですから、通勤電車の中や歩いているときなども、社会に迷惑をかけないように周囲に気を配り、頭の中でひたすらプロットや文章を考えたりするわけです。そして、アイデアが固まり、資料の読み込みが終わると、このときも、ひたすら時間を見つけて、不定期に短時間しか時間が取れなくても、なんとか書き溜めていくわけです。最後に、書き上がった作品は、人に見せます。具体的には、文章を推敲して、プリントアウトして、自分であるいはお店で製本し、それを同人誌即売会へ申し込み、即売会会場で販売するわけです。

基本的に文章系の活動はお客さんがあまり来ないので、もし来たらラッキー、感想までもらえたらさらにラッキーなぐらいです。文章系の社会人サークルは、文章を読み書きするために、本業で忙しいはずの時間をなんとかして捻り出してがんばる、地道で報われない作業です。あるいは、もしかしたら人に喜んでもらえるかも、いや、人がどうこう言うより、自分が書きたいものを書ける喜びのためにがんばる、という独特の醍醐味を味わえる活動であるとも言えます。

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